2011年11月17日
先行きが不安になる
松田美優の短編集「巧みな狙撃手」は、あとがきにも書いていますが、オンラインで活動していたとき、サイトで掲載していた作品を加筆修正したものだそうです。
確かに、どれもショートショートといった感じで短いです。
そして全編通してアダルティーな作りになっています。
無理やりことに及ぶ系が多く、受けもポイント不要出会いサイトに登録していたりとなかなかに淫乱です。
表題作では、隠れた場所で顔見知りの高校生が自慰にふけっているところを、犬の散歩中だった男がそれを目撃して、なんだかむらむらしてしまって、秘密を共有することを持ちかけ抱いてしまうという話です。
1話目から青姦です。
なんだか今後の先行きが不安になるような、どこか期待してしまうような複雑な気持ちになります。
愛がある作品といえば、8作品中ざっと2作くらいでしょうか。
ほかのものも愛があるといえばいえなくもないのですが、母の再婚相手のおじさんとやっていたり、ヤのつく職業の人に後ろから犯されたり、体育教師に縛られたりと、大変なことになっています。
ほぼ肌色です。
短編でありながら、ここまで徹底的に逆援助出会いサイトを交えてのエロをつめこまれると感動さえ覚えます。
イラストも綺麗で、なおかつほぼエロシーンの描写なので、物足りないことはないと思いますよ。
愛があって男同士がいちゃいちゃしていて癒される、という話はないので、とにかくエロいのが読みたい、長いのを読むのが面倒だからさくっとすませたい、暗いにおいのするBLが好きだ、という人にはおすすめです。
Filed under: 日記 — admin 3:53 PM